2016年10月11日

長崎くんち 2016 後日(あとび)

昨日は雨がかなり激しくなって、一部の奉納踊りが中止になったみたいです。そういう状況の中、本日未明からの雨も上がり、後日の諏訪神社踊場馬、涼しい秋風の中奉納踊りが始まりました。過ごしやすく案外いい季候だったと思います。

2016年10月9日(日曜日)
長崎くんち 後日(あとび)
諏訪神社踊場馬へ奉納踊りの写真を撮りにいこう!というお話です。

いつものことですが、今年も、当日券、立ち見席で見物です。昨年、ひさびさ右側に行ってみていまいちだったので、今年は、また戻って、左側に入場しました。

立ち見席の場所は、以前の記事を参照にしてください。


おさらいですが。立ち見席の概要はこうなってます。
・桟敷席の外周にある、立ち見専用スペースで見物する。
・1人1500円。(当日券、当日現地販売のみ)
・お金は入場するときに払う。
・奉納踊りの開始1時間前に入場できる。
・左・右スタンドに別れていて150人×2が売り出される。
・一応チケットがある、入場するときにお金を払うとチケットを渡される。
※チケットの使い道は、喫煙やトイレなど会場を出て再入場する時や、お下り・お上りなど奉納踊りのあとに行われる神事を桟敷から見物するとき等に使えます。



これもおさらい立ち見席の見え方は。
ふつうに演技を見たい場合は正面からなので、長坂の両脇方見るのが良い。
写真撮りが主な場合は両サイドの上段にある立ち見席がよいと思います。
(もちろん、コスパ無視ならどちらも桟敷が良いわけですがw)


あと、撒き物ですが、最近は桟敷の中段からも投げてくれますので、以前は可能性ゼロでしたけどw最近は、運が良ければ、つかむことも可能です。





さて、
左サイドから写真を撮る場合のレンズの選択ですが、私は、ほとんど24-105mmの標準ズームレンズで撮っています。この時・・・

24mmだと、おおむね会場全体。


50mmだと、おおむね踊場馬全体。


105mmだと、おおむね船などの出し物がちょうど入るかんじ。


こうなりますので。立ち見席から、だと、ざっくり
・奉納踊り全体の雰囲気を撮るなら標準ズーム。
・踊りの中の人を撮る場合。基本の望遠レンズ70-200mmか、300mmくらい。
・人の表情を撮る場合、400mmくらい。
というレンズを選択することになると思います。人混みなので三脚は実質使えませんから、望遠で撮るのは難しい。一脚は使えるので、それがあると、ある程度ブレを押さえることが出来ると思います。桟敷席ならほとんど標準のズームレンズでほぼカバーできると思います。たとえばAPS-Cのカメラの場合、18-135mmというレンズがありますが、アレがあると結構便利に使えると思います。


では、本日の奉納踊りの様子。


まずは、傘鉾たち。

今年は、どこも甲乙付けがたい。
飾り・垂れ・總の美しさ、そして傘鉾持ちさんらの舞いも良かったです。

普通、神様を祀っている場合「輪」の部分は、しめ縄になってるんですが、上町の傘鉾は上の飾りが諏訪社だったのに、輪がビロードであった、これは興味深いのであとで調べてみよう。

1,元船町、唐船祭
くんちの船はやっぱり流し撮りで撮りたいですね。その時いつもテーマになるのが、シャッタースピード。唐人船や南蛮船の系統はスピードが遅いので、やや遅めのシャッター速度がいいみたいです。

1/30の場合はこんな感じ。


1/15の場合、これくらい流れる。大きな船だとこれくらいでもいいかも。


唐人祭は、まず、中華風の衣装を着た子供さんらが踊りを踊って、船が引っ張っりだされてくる。船回しに特徴が有って「ドラゴン」っていう技で、回しながら前進してくるところがハイライト。どちらもいい演技だったと思います。


ていうか、もってこいの連続で、ドラゴンだしまくりでして、
この1番だけで予定を12分オーバーというすごいことにw

2,今籠町、本踊

本踊というのは、長崎くんちの基本の「キ」ですから、ほんとは、本踊が1ヶ町の場合は最初にやるのが普通何ですけど、それは前日7日朝のお話でして、後日は順番を入れ替えるみたい。どういう風に順番を決めているのかはよくわかりませんが。まあいい、ってことにしておこう。
こういう踊りを見る機会はほとんど年に1回くらいですので貴重な時間です。

3,油屋町、川船

長崎くんちでは、本踊とならんで、毎年どこかが出してくる川船。定番ですね。油屋町の川船は非常にオーソドックスなスタイルで、きちんと練習されていて調子が一定なので、写真撮り的には、流し撮りがやりやすい!くんち流し撮り入門編的な感じですね。

1/30 くらいがちょうど良い感じです。


1/30や1/15になってくると、やっぱり一脚があった方が安定しますね。あたりまえですけど、お客さんが多いので三脚はとても無理。でも、立ち見席でも一脚はちゃんと使えるのであると便利です。




4,筑後町、龍踊
私的に、今年一番良かったのは、この龍踊。

まず、最初に、なんといっても、大太鼓。とても、よかったです。
ゆったりとしたリズム、浪々と響く太鼓の音。打ってる人が何人いるのか1人なのかがわかりませんが、場所踏みの時から、すっかり気に入りました。本番も全く期待を裏切らない、むしろ進化していました。

以前、諏訪町の山下さんという、くんちでは超有名人がおりまして、その方の今回で引退!って時のくんち前日諏訪神社では、諏訪町の奉納の最後に踊場馬の真ん中に大太鼓をおいて山下さんが太鼓だけ披露されました。あの時の太鼓の音色がよみがえる。うん、同じじゃ無い、似てもいない。しかし、あの太鼓を叩くインパクトの感じでしょうか、そういうのから、あの以前の情景を思い浮かべました。素晴らしい、筑後町は良い人を見つけてくれた。


さて、龍踊ですが。流し撮りだと1/60くらいが良いみたい。


龍踊は反時計回りに舞う関係上、結局、流し撮りしてると、龍頭が止まる瞬間は、上のような絵になってしまうケースが大変多いわけです。でですね、今やってるのは、頭が下でかつ、横向きになる一歩手前の瞬間、これを狙ってるんですけど、まだちゃんと止まった感じで成功したことがほどんど無いです。次、がんばろう!!

こういうのですが、龍の感じからして、こうなってる方が、龍がのたうち回っている感じがするんじゃないかと・・・・・。まぁ、模索中(涙。




5,上町、上町コッコデショ
さて、問題のコッコデショですが、直前の龍踊があんまり良かったンで、なんかいまひとつ、頭に入ってこなかったかんじ。出来は悪くなかった。ただ、樺島町には明らかに並んでいない。

コッコデショも、演技自体の速度はおおむね川船ていどなので
1/30くらいが、いい感じに流れてくれると思います。


1/30でのほうりなげ。


縦構図でも狙ってみたんだけど、今回は、以前の鯱太鼓みたいな綺麗なのは撮れなかった(涙。
次だ、次、がんばろう!



桟敷も立ち見も、左サイドにいると、コッコデショのもう一つの見せ場である、登場シーンが中途半端にしか見えないのが、難点ですね。あと、川を渡るゆらゆらと進む演技も。このことから、コッコデショに関してだけ言うと、右サイド正面、もしくは、長坂が、場所的にはいいとおもいます。




6,鍛冶屋町、宝船・七福神
鍛冶屋町は、まず、七福神の舞いがあって、その後、船をひっぱりだしてくる。おおむね、前の元船町と同じ演技構成です。

この船はほんとに重たそうで、
1/30で撮ってみましたが、やっぱり、1/15まで遅くした方が良かったか?


今回は、ほんと、もってこいが長くて、全体で1時間近くもオーバーするという大変な事態でありwお天気も良く、みてるほうも、最後の方はぼーっとしてました・・・。

しかも鍛冶屋町は、七福神が、もってこいをあおっておりましてw
根引衆は大変ですよ、船回しでは、あの重い重い船を七福神にちなんでるとかで7回転させるわけです。車輪がギーギー言うのと地響きがすごい。んで、それをもってこいで、何回も何回もやらされるわけです。たぶん、終わったときは精根尽き果ててると思う。うん。




さて、終わった。
くんち過ぎると秋、とは良く言ったもので、ピッタリと秋風が吹き始めました。


今年の立ち見席は、左右で150人づつのところ、勝手に並ばせてたんでw開始時に、左200人右50人というアンバランスな感じであり、左はぎゅうぎゅうで、右は、開始後でも余裕で入場できたという状況でありました。ほっとくと、定員以上並ぶんだから、列整理くらいやった方がいいと思う。


来年は、船船船って年ですけど。船のベストショットを狙いに
また、がんばって、行ってみましょう。



地図はこちら



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Posted by にわかじげもん at 22:30│Comments(9)長崎くんち
この記事へのコメント
ありがとうございます。
現地に行かないと、関東では全くと言っていいほどメディア露出の無いもので。
今年は思い知らされました。
長崎に行かない10月はこんなにも寂しいものだとは。
来年も同じように過ごさねばなりません。
Posted by 庄和の大旗 at 2016年10月12日 07:47
流し撮りしたサイトの画像は、躍動感があり、かつ背景の観衆がボケて、素晴らしい写真だと思います。

今年の撮影では船では何かとか成功したのですが(完成度はともかく)、龍踊りがイマイチでした。
激しく動き回る小さな龍の頭にピントを合わせるのが難しいです。
何かコツとかあるでしょうか。
ご教授していただければ幸いです。



前日のコッコデショでは、桟敷席の男性から「もっと声をださかんかぁ!」と叱咤の声が飛んでいました。
コッコデショになると、通の人からすれば一段と見方が厳しくなるなぁと感じました。
私のような素人だと満足できましたが、次回は多少のオリジナリティが欲しいかなとは思いました。

七福神のもってこいを煽りは艶やかさがあっていいですよね。
あと宝船の中の子供たちが元気ハツラツでとても印象に残りました。

前日とくんちの夕べを梯子しましたが、大変満足できました。
長文失礼します。
Posted by H・岩崎 at 2016年10月12日 22:16
庄和の大旗さん、こんばんは、コメントありがとうございます!

来年もですか・・・。ただですね。非常にドライに言いますと、ここ2~3年は、実はくんちの谷間なんですwww。ナノで来年は大丈夫(涙。。でですね、。平成30年から始まる3年間が、くんちのピークなんです。そこら辺で秋の長崎が楽しめるといいんですけどね。

ただ、別の土地には、その土地の素晴らしいお祭りがあると思うので、、そこら辺を発掘してみるのが精神安定上良いのカモです。
Posted by にわかじげもんにわかじげもん at 2016年10月12日 23:53
H・岩崎さん、こんばんは、コメントありがとうございます!

前日の朝・夕 ハシゴですか・・・。やってみたいですね。
流し撮りのコツというか、ひたすら連写で、95%くらいボツという・・・おなじみの事をやってるだけですね。そうなると連写に強いカメラが欲しくなるわけですが。まぁ、年に何回も連写するわけでは無いので、なかなか、難しいですよね。
Posted by にわかじげもんにわかじげもん at 2016年10月13日 01:12
にわかじげもん さん  素晴らしい写真と撮影テクの伝授ありがとうございました! 又々貴方の写真に感銘を受けました。
Posted by ふげん at 2016年10月15日 00:16
ふげんさん、こんにちは、コメントありがとうございます!

やっぱり、長崎の秋はくんちですね。
Posted by にわかじげもんにわかじげもん at 2016年10月15日 15:24
にわかじげもん さん  ぶしつけですが教えて下さい!
デジカメ撮影をもう少し勉強してみたいので、貴方が活用されているブログ等を教えて頂けないでしょうか? 或いはお勧めの書籍・雑誌名を!
もし 可能であれば貴方と直接コンタクトできる方法を。
Posted by ふげん at 2016年11月23日 11:43
ふげんさん、こんばんは、コメントありがとうございます!

私自身は、写真は下手の横好きでして、たいした
腕もないんですけれども、いろいろやってはみますね。

以前、社会保険協会の写真教室に通ってました
http://www.shaho-nagasaki.or.jp/culture/photo/
西洋館の近くの囲ビルです。

この中の、一眼レフのコースですと、
メンバー的には結構年寄りが多いですw敬老会よりは
やや若い感じの年齢層でしょうか。女性も結構いますね。
自分で撮ってきた写真を先生に見せて、先生による写真の
講評が中心になりますが、その他は先生や他のメンバーから
写真の撮影スポット情報を得るのにはなかなか良い教室でした。
教室って言うより、有料のサークル活動ですね。なので、
たいていのメンバーは何年も通っています。私も、機会が
有ればまた行ってみようかな?と考え中。

最終的には、写真を撮って、PCに取込・編集して、自分で
プリントして、写真を完成させるところまでを目標にしていて
その工程の全てが学べますが、何年かかるかは人によるw

本は、毎月ではないんですけど、
デジタルカメラマガジンと
http://book.impress.co.jp/category/series/digitalcamera/index.php
アサヒカメラを
http://publications.asahi.com/ecs/20.shtml
時々、買って読みます。

カメラのことは前者、写真のことは後者が
参考になるかと思います。
Posted by にわかじげもんにわかじげもん at 2016年11月24日 22:55
デジカメの勉強に関するアドバイス ありがとうございました。  いろいろな勉強法がありそうですね? 来年のテーマーにしてみたいです。 今日88才の素人婦人カメラマンの紹介記事にも気付きました。  http://www.adobe.com/jp/creativecloud/photography/campaign.html?sdid=QLD1PGZW&mv=display#x
Posted by ふげん at 2016年11月26日 20:49
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