1,新大工町
新大工町に到着したのは、庭見世の予定時刻よりだいぶ前でしたので、庭見世の設営作業などを拝見することが出来ました。喜助うどんでは、ドデカいカジキマグロが並んでました。普通は鯛と伊勢海老が定番だと思いますけど、みんなの注目を集めていたので、こういいう派手なのはお祭りでは、粋になるなってことなのかも。
傘鉾は、長崎玉屋の玄関に展示されていました。閉店後1Fは、活用されてるみたいですけど、実際問題建物もそのままだし、どうなるんでしょうねこのビル。
壇尻をよく見てみると、欄間?の所に、大工さんの作業風景が彫ってあったりして細かい。あとは太鼓も鐘も磨かれて、準備完了って感じでした。
時間があったので、イタリア料理のマルシェで食事してましたけど、やはり踊町のお店、くんちの話題で会話が弾みますね。その他に、魚屋さんの食堂とか、いろいろ新しいお店も出来ているようなので、ここら辺は後でゆっくり探検してみようと思います。
2,新橋町
新橋町は旧町名で現在は諏訪町に組み込まれている。おおむね、延命寺の山門から中島川に架かる石橋の東新橋までの通り。庭見世会場のメインは料亭一力、ここに、傘鉾や阿蘭陀漫才の衣装が展示されていました。一力も新橋町だったんですね。
一力はマジで激混みでしたw前を見ても後ろを見ても人人人。
ただ、並んでいる人へ、お汁粉のサービスがあったり、ヒマなので町のことを聞いたりしても、即答で答えが返ってきたり、町内の人は、なかなか感じが良かったです。
だいたい開場の1時間前くらいから100mくらいの列の長さで、最長は中通りを越えてたかもw開場されて列が動き出すと数十分くらいで中に入れた感じです。
3,諏訪町
諏訪町は、諏訪小学校の正門付近から中通り周辺くらいまでの間でいくつか庭見世をやってました。奉納踊りの二体の龍が有名ですが(最近では他の町でもありますが)、子供たちが演じる小さな龍もあります。この龍が、よく見てみると結構細かいところまで作られててなかなかいいものでした。
今年の踊町ですが、奉納踊りを出していない磨屋町が、近くで休憩コーナーを開設していました。将来復活の可能性もあるわけなので、細々とでも伝統は受け継いでいって欲しいですね。
4,榎津町
榎津町も旧町名で、現在では万屋町に組み込まれている。ざっくりいうと、場所は、映画館セントラル劇場のある通りです。川船や衣装は観光通で、傘鉾は、この通りのししとき川付近に展示されていました。
交通規制されていないので、普通に車が入ってきて、このあたりは駐車場も多めなので、その出入りもあり、交通整理担当の人は結構いそがしかったみたいです。
5,西古川町
西古川町も旧町名で、現在では古川町と万屋町の一部になっています。この町は町のエリアが特殊で、通常の長崎の中島川周辺の町は、川に直行する路地を中心に町が出来ていますが、西古川町は中島川に沿って横長に町ができてます、主な庭見世会場は眼鏡橋付近に作られた特設会場でした。見ての通りテーマは「お相撲」ですね。
この町名のことを考えると、今でこそ眼鏡橋周辺は公園として整備されてますけど、以前は川縁までびっしりと民家や店などが建っていた光景が思い出されます。あの並びが西古川町って事です。
6,賑町
人が多くて写真に船が入ってくれませんでしたw
賑町は、ざっくり言うと中央公園付近の町です。庭見世は中央公園に特設会場が設営されてそこで行われていました。
法務局周辺に登る階段がありますが中央公園からそこに行く途中ある天満宮が、くんちの事務所みたいになっていたようでした。
7,金屋町
金屋町は、坂本屋・KTNから市役所の1ブロック手前くらいまでの広い町ですが、庭見世会場のメインは、KTNの所の交差点から市役所側に入った所でした。もう1ヶ所、消防署から図書館方向に入る路地でもやってました。
手ぬぐいがいくつかのデザインで売られていましたが、300円~400円と、V・ファーレン長崎グッズの値段になれてる身としてはw、かなり安いなって感じました。
本日は、7ヶ町全部回って、長い行列には1回ならびました、移動は全て徒歩という状況で、軽い休憩を含めて3時間強掛かりました。目安的にはある程度余裕を持って4時間あれば、だいたいどの年でも全て回れると思います。
さて、4日は人数揃いですが、V・ファーレン長崎のホームゲームとかぶっています。ま、奉納踊りは本番で見る予定なので、ひとまず、サッカー観戦の方に行く予定。人数揃いが土日祝開催で、V・ファーレン長崎のゲームとかぶってない年があれば、そっちに行くことになるかな?という感じです。
どの町も、準備万端のようです、あとは本番を迎えるだけですね、
今年は踊町も多いですし、本踊り系の出来が良いという噂で、
見応えがありそう。出来れば晴れてもらいたいものです。
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