「おくんちに行く」ということ

にわかじげもん

2013年10月08日 00:31

なんか、台風が来そうな嵐の前の静けさの中
2013年の長崎くんちの幕開けでございます。
一般的な長崎市民にとって、おくんちにいくとは
ま、大義名分的に言いますと、御旅所におまいりに行くことを指しますが・・・

お賽銭をあげまして

お守りを買ったり、おみくじを引いたりして

ここらへんに、結んでおく・・・というのがセオリーであります、、、


鯨のストラップがあったのか・・・それはちょっと欲しかったかも・・・


おみくじといっても、よくわからん奴もあったりします…

それはこの際置いといて・・・

ようするに、それは口実で、お買い物をしたり、露店で何か買って立ち食い
したりしてぶらぶらする。直接的にはその大波止~浜町界隈付近までの
あいだを夜ぶらぶらするとこを「おくんちにいく」というのが
長崎の共通理解なのであります。


で、おくんちと言いますと、なぜか梅ヶ枝餅なのでありますが。
鉄橋(浜町アーケード入り口)のあたりにあるお店は、なんか、
うまそうだったというか、赤い暖簾は珍しい

一番人気は、夢彩都駐車場への入り口の交差点(元船岸壁側)付近に
出店した奴でしたね、長い行列でした、おおむね、30分強待ちとか


で、その他のバリエーションはこんな感じw

梅安餅だの、梅の枝餅だの、いろいろありますが、味がそんなに変わらないのか
どこもそこそこ並んでいました、ていうか、近年、そのパチモンふうな看板を
隠さず、どうどうと店名出すようになってきましたねw昔は「ヶ」の部分に
紙を貼ってるのが定番でしたw

そして、子を持つ親の敵、ま、私の場合、ずいぶん前の思い出でもありますが・・・

この薄っぺらい、ビニールのお面、通常なら500円前後である物を
1500円とか2000円で買わされるのでありますw
そして、追い打ちをかける、くじびき・・・

そこら中に、キレるお母さんと道ばたで泣き叫ぶ子供という、
毎年繰り返される光景が・・・ほんと、平和だなぁと、しみじみ
かんじる瞬間でもあります

それから、近年は特に、中高生諸君の団体さんとかカップルとかがなにかと
幅をきかせているのですが、ある意味、クリスマスとかよりも寄りやすい日
なのでしょうね、この日は親御さんはおおむね夜10時くらいまでは、大目に
見てやらなければならないのであります。はい。


さて、
くんちの食べ物と言えば、ほんと、マジでまずいとしか表現しようのない
はしまきでありますが。。。

最近は少しはうまくなったんでしょうかな?けっこう、並んで買ってます。
以前のはしまきというと、中まで火が通ってれば、いいほうで、ほんと、
食べ始めると、小麦粉の汁が出てきたりと、まぁ、何回だまされても
子供は懲りないわけですが・・・

ていうか、くんちの露店でうまい物などほとんど無いわけでありますがwwww

そんななか、出島ワーフの裏で、V・ファーレン長崎のスポンサーとしても
有名な、リンガーハットさんが、通常の値段で、ミルクセーキを販売されて
いました。(通常の値段というか、諫早のスタグルでの値段ですね。じつは、これ、
お店で頼むよりコストパフォーマンスはよいのであります。)

ほんと、長崎の良心はまだのこっていました。とりあえず安心w


その他としましては、しいていうと、味的に、冷やしパインはありです
(普通のパイナップルでありますがwま、その普通に出会うのが
難しいのが、くんちの露店な訳でして・・・)

夢彩都の地下で買っても、カットパインは200円位する物はあります。
冷やしパインは、1/8カットくらいで200円ではありますが、ま、ぼられてる
なかでも、割と許容範囲の品物ですねw

最終的にはテキ屋的な屋台ではなくて、地元の手作り感のある江戸町の
おくんち広場にいきつくのでありますが、、、まぁ、結構人もおおいですし
ゆっくり座って食事というのはなかなか・・・でも、ここはおちつく。

(青年協会の皆様いつもお疲れ様です。。。)

というわけで、このあたりまで、奉納踊りとか、庭先廻りとかは
一切スルー!というのが、おくんちなのでありますw

まぁ、年取ってくると、このあたりで食べるものもないですし、浜町あたりに
移動して、ココイチでカレーでも食べておりますと・・・


シャギリの音色と共に、本石灰町のサイ振り登場!


来ましたー、御朱印船の庭先廻り!で、でかい
雨が降ってきたので、船の飾りの所にはカバーが掛かっていました。


なんか、船回し風ですが、じつは、方向転換してるだけですが・・・


船が半分回っただけで、廻りからは「モッテコーイ」のかけ声が
かかっていました。みんなノリノリです。


さて、明日から、台風が来るらしい、どうなるんですかね?
なんとか、災害にはなりませんように。


地図はこちら
関連記事