庭先廻り 長崎くんち 2013

にわかじげもん

2013年10月11日 00:28

もろもろの事情もあり、今年のくんちは結局、お諏訪さんでの
奉納踊りは見ずじまい・・・。気を取り直して、朝から夕方まで
庭先廻りについて行くという長崎さるきまくりが各所で繰り広げられた
2013年10月9日でありました。


ここら辺に来ます!でかいマークは要チェック!
1日中庭先廻りだけやるってんだから、スケジュールなんか最初からわかっていない
訳でございますが、、、ま、ついて行けば何かあるだろう的なシチュエーションの中

万屋町です。まだ、鯨はお休み中、


そして、根曳き衆が準備運動して


さぁ出陣


船頭さんたちも、分厚い衣装を身にまとい、気合いを入れます。
長崎の将来は君たちの背中にかかっている・・・と、(ま、普通肩ですがw、あまりに
刺繍が綺麗なので、ま、背負ってるってことで)廻りからの期待を一身に受けてるわけでありますが。
まぁ、とにもかくにも健やかに育って欲しい物です。

そういう思いと共に見送ると、この年になってくると、無性に
じーんときて涙ぐんできたりもします。

万屋町のスタート地点は、観光通アーケードから

ちなみに、荷物持ち兼給水車2台と、交通整理や諸々で活躍する
ガードマン5~6名が専属で雇われ随行してました。お金かかっています。


観光通→コクラヤ→賑橋→松翁軒ときて、公会堂裏の坂を登って
市役所方面へ。これ、水入れたらかなりの重量ですよね、ちょっとした
坂がかなりこたえる模様。


そして、桜町小学校の玄関前で、子供たちの激しい歓声を受けてました


鯨の潮吹きは本当に、なまでみると、感動です。


演じている人が、それを最も理解している、つまり、プライドの塊なんですね
気合いの入り方、立ち振る舞い、移動の時にただ歩いているときでさえも
ずーっと緊張の糸を張っているわけです。ずーっと、ギャラリーを引っ張って
歩いて行くわけですから、しょうが無いのかもしれないですがw

ヨッシリヨイサー


囃子方も、なかなか、鍛えられておりました。


シャギリの音色もいい感じです。


比較してよいのかどうかは、意見が分かれるところではありますが、やはり、
全体的にやっぱり、万屋町はよかったですね。


新大工町商店街では、じつは、船回しとか無理なので、鯨も廻りはしません
でしたが前後移動だけ見せてくれました。ギャラリーも多く大歓声です。




で、ひとまず、つきまといwをやめて、ここら辺を通る庭先廻りを眺めてみます。

桶屋町


本石灰町。この町は、先曳きの挨拶が非常に好感持てました。

船がでかすぎて、新大工町では回せないどころか、通るのがやっとですw

あちこち電線に架かりまくりで・・・

V・ファーレン長崎の旗も・・・


ちなみに、新大工町の奉納踊りは、曳きだんじりでありますが、その時
どうするのか?アレもかなりでかいですよ、、、って、そこら辺のお店の
おじさんに尋ねてみると、自分とこのだんじりも商店街では回せないそうです
やっぱりw

次が、船大工町ですが、やっぱり川船は船回しを見ないと、おもしろくないので
ちょっと伊勢宮までおってみます。

伊勢宮は長崎三社のひとつ。
横の建物が結婚式場伊勢宮会館・・・というイメージも強いですが、今では
お年よりが集まってくる、デイサービスセンター、介護関連施設なのです。
名前も・・・伊勢の杜です。

お伊勢さまそして、先輩方に披露です。





ギャラリーに近くの幼稚園児たちも混じってきて、気合いが入ってました

ながさきのおっさんどもは、幼稚園児の応援に大変弱いのであります。

この伝統、そして長崎そのものも、子や孫に引き継いでいかなければなりません

ですから、相手が若ければ若いほど、出し惜しみをしてはいけないのです。


台風がすぎて、戻ってきた日差しに、川船の紅葉が輝いておりました。



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