本日は、夕方のくんちの夕べを「立ち見席」で観覧予定という計画。
ひとまず、誰か並んでるか、お昼頃にお諏訪さんに確認にいってみる。
ちょうど、お下りの時間だった。それ観て、登る。
立ち見席とは、桟敷席の一番後ろに、専用の立ち見コーナーが設けられていて、事前にチケットの手配をしていない場合、当日席を確保できる唯一の場所です。以前は長坂が当日並ぶメインでしたけど、長坂が事前申し込み抽選になってしまって、「並ぶ」という文化は無くなった。今どきは当日列に並ぶという文化は立ち見席が引き継いでいますwww
くんちの夕べは、16時スタートで、立ち見席の販売開始は15時。この列に2時間前に行くと・・・。なんと、先頭だったwwwま、ここに並ぶと、庭先廻りはあきらめることになるわけです。昼からここに並ぶ人は少ない。
ちなみに、1500円で300席、(左右スタンド150づつ)が売り出し予定ですが、早期に売り切れた場合、追加ですこし入れてくれるようです。本日の朝の立ち見は、時間前に完売して追加入場があったとのこと。本日の夕べは時間前には完売してなかったようです。
私は、最近、写真撮りが主なので、だいたい左サイド上段にいます。
ここで撮ると、本踊りは何やってるかわかりませんけどw曳き物・担ぎ物は前後移動が流し撮りで撮れるので、スピード感が出ます。コッコデショも、横から撮る方がいいアングルになる場合が多いです。
写真を撮らない場合、横からでは無く、長坂の横に当たる、正面席後方が距離はちょっと遠いですけど。踊りが見やすいと思います。長坂で観てる感じに似ています。
下は、左立ち見の場所です。入口は大楠の上の坂の途中です。(写真は何年か前のです)
右もだいたい同じですが、右側は正面立ち見スペースが狭いかわりに踊り場場までの距離は近いです(長坂の上の方よりみやすい)。右側のサイドは面積が広いですが距離は遠いです。
巻物はほぼ飛んできませんが、ときどき、スタンド内で巻物を投げるお兄さんがいるので、その近くの場合は、運良く飛んでくる場合もありますwwww
ちなみに、前日(まえび)の朝だとどうなるのかというと・・・
前日朝は7時スタートで、立ち見席は6時販売開始。なので4時に行くと先頭なのか・・・。実は知りませんwでも、5時に行くと列の100番くらいって事は普通ですんで、すくなくとも5時前に並ばないと年によっては売り切れる可能性はあると思います。むしろ、朝の場合は後日(あとび)がおすすめで、朝しかありませんが、奉納踊り自体が御旅所が先で、諏訪神社は8時過ぎとなり、1時間全体的に遅くなります、この時朝5時くらいから並ぶと割と余裕だと思います。
というわけで・・・早速順に行きます。
興善町。本踊り。
石橋(しゃっきょう)という演目ですが。これ、なかなか良かったです。ほんとに。本踊りの中では、見応えのある演目だと感じました。こういう、わかりやすく良い奴はいいですね。獅子にあやかり降魔招福。一番にふさわしい演技でした。
八幡町。山伏道中・剣舞・弓矢八幡祝い船。
庭見世でお話をうかがったお兄さんが采を振っている。と思うとなんか、もう応援モードですw。
で、流し撮りですが。横に流し撮りするのは、わりとヒットする確率が高いです。
運任せ的なのもありますけど・・・。スピード感を出す場合普通はシャッター速度1/30で、ノーマルな場合は1/60こちらの方が、ちゃんと撮れてる確率は高い。MFで置きピンか、AFの追従モードで連写ですw
弓矢八幡祝い船は、デカイ船で動きは少し遅いので、今回1/15で撮ってみました。
早い話、こんなのが撮りたいので、左サイド立ち見に入るわけです。
なんか、狙い通りのが一枚撮れて、もう満足w本日のノルマ達成!
万才町。本踊り。
ここの本踊りは、衣装の緑の鮮やかなラインが目を引いて良かったです。オーソドックスですが、たぶんかなり練習を積んだのでしょう、非常に洗練されていてうっとり。桟敷・長坂共に、
しょもうやれの大合唱になりました。
銀屋町。鯱太鼓
私的に、本日一番の見所。前の3町のできが想像以上に良くって、ここまで来て会場は非常に盛り上がっています。まずは、鯱太鼓の奉納、それに続いて山飾の演技にうつります。
ここでちょっと、試しに、縦方向の流し撮り。じつは、本日カメラに一脚を付けているので、横の流しはわりとやりやすいんだけど、縦方向は完全に運頼みですwww
はい!どこのカレンダーの表紙かっってくらい、いいのが撮れました。
ありがとう。(すいません、手前味噌ですw)
五嶋町。龍踊。
今年、初お目見えという白龍が、期待以上に良くって、見応えがありました。やはり、龍踊は長崎くんちの看板みたいな物なので、どの町のも楽しみです。小屋入りの時にちょっと話を聞いたのですが、筑後町の龍踊をやってる人が、ちょっと演技指導したり?とか、同じ演目の町同士の交流もあるみたいです。
今回の龍踊ベストショットはこれかな?龍踊も動きを出すため流し撮りで追うんですけど、やっぱり動きが複雑で、なかなか写真が止まってくれません。ここは頑張るしか無いのですw
今回の五嶋町の龍は、龍の「視線」というディテールが表現されており感心しました。
麹屋町。川船。
注目はやっぱり、網打ち船頭さん。でも、今回は飾り船頭さんが・・・目立ってました(写真はいいのがなかったので省略w)。かわいい!。この子たちが、長崎の将来を背負って立つまで、私達大人がしっかりしないといけないな。っと、改めて思う瞬間であります。傘鉾が激しく回ると、赤い梅の花が見えるところが見所と紹介が有り、みんな傘鉾の垂れの裾に視線釘付けですw
西濱町。龍船。
西濱町の龍船は、電飾で目が光る!口から煙吐く!船が割れて舞台が出てくるなど。やりたい放題といった感じで大暴れでしたw今回舞台の上に立ったのは二人のクラリネット奏者で、男性の方はなんと、ウィーンフィルの方だと紹介がありました。正真正銘のプロだ!良くこんな日本の端っこまでいらっしゃいました。ありがとう。
そもそも論ですが、船が舞台になるというのは、実は、本来の姿でありまして、最初の頃船などの大きな出し物は舞台装置だったらしく、それを引っ張り出して動くようになったのが今の形の曳き物となっているようです。
おまけ。
なんか、お諏訪さんの宮司にぶつかっていくのって、流行ってるんですかね?www。八幡町はおとなしかった感じでしたが。他の踊町の曳き物・担ぎ物、きわどいとこ攻めてましたw
まぁ、あのサイズの龍船が正面から来たら、怖いでしょうねw
というわけで、秋も深まってきた感じですね。
これからは、コスモス、それと、紅葉の時季に突入となります。
あと、ブルーインパルスってのも、見物に行きたい!
晴れるといいなぁ
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