さて、せっかく思いついたので普段いかないところからスタートしてみます。
今日いくのは「蕎麦屋」であり、決して「うどん屋」とか「ファミレス」ではないw
というわけで、最初の一軒目は「そば新」さあいこう。
(要するに、ここにいってみたかっただけとか・・・)
バスです
ダイヤランド発、西城山小学校前経由、下大橋行きにのり、立岩通りバス停下車。
長崎駅前からだと、ここまで150円。
そこからバスの進行方向に徒歩数分下ったところに、
そば新
ざるそば500円。
ざるそばがまずい店なんて、まず無いのでして、当然うまいw小さなお店ですが、非常に蕎麦屋さんらしい作りです。年季の入った機械をガチャガチャやってそばを打っているようです。麺は更科にちょっと色がある感じやや細めですがざるとしては標準的な太さくらいかな?ざるを頼むと、最後にそば湯を飲むかと聞いてきた。ここのそばちょこはかなりでかい。そこになみなみとそばつゆがついであるので、それが半分くらい残ってて、面倒なんでカウンター越しにそのそばちょこを渡して直接釜からそば湯をそばちょこに入れてもらった。まぁ、なんというか、まだ少し濃い感じがのこる。といっても、そう、かけそばのつゆくらい味がついているだけであり、かけそばのつゆをあとから飲み干したという感じ。じつは、きょうはかなり寒く、これで結構暖まることになった。じゃあさいしょからかけにしたほうがよかったのかというと、そうではない、わたしはざるが好きなのである。
今日はそばさるくなので、ここで終わらない、さるきながら、次の店へ。
立岩橋から浦上川方向に、川沿い(城山商店街と平行して流れるこの川をなんと呼ぶのか私は知らない)にすすむ。このあたりは、各所にネタがあり楽しい場所である。
まず、12段ソフトで有名な、
お好み焼きマツダ。
一時期は13段だったという噂もあるが、詳しいことはよくわからない・・・
つぎに、
模型のツキオカ。
道ノ尾にある、トイザらスが来年早々に閉店するという話だ。いまでは、おもちゃ屋さん自体がどんどん閉店しており、数少なくなっている、いわんや模型店など商売になるはずも無いのに、がんばって続けているお店がここにある。
やっぱり、男の子には一生に一度くらい、このライトプレーンを作って飛ばして欲しい物だ
そして、原爆遺稿の宝庫である城山小学校。永井坂と呼ばれる入り口。
冬休みでしまっているが、登ると防空壕跡などが見学できる場所。
ということで、ぼちぼち歩きながら到着したところが、
そば幸本店。
お昼は、食券機が動いているが、たいていそれは使わないw普通に席で注文する事が多い。
ざるそば550円。
ざるを注文すると、最初にそば湯を持ってくる・・・これはめずらしいwていうか、つゆが来てないからどうしようもないわけだが・・・ちなみに、ここのそば湯は若干濃い、とろみがある感じ、というかそばつゆの量が結構きっちりくらいで出てきてほとんど残っていない感じなので、それで割っても、ほとんど味の無いそば湯を飲むことになる、まぁ、それはそれであり。麺は更科にちょっと色がある感じで標準的な太さかな。ここは、長崎の蕎麦屋にしてはお客が多い店で、ちょっとせわしない感じはするが、長崎では定番のお店でありいまでも人気店というポジションを保っていることがよくわかる。たぶんそれは、メニューの多さだと思う、ファミリーで蕎麦屋を利用するのに適しているお店なのだ。そば茶200gで350円というのは案外安めの物なので、買ってみるとよいとおもいます。香ばしくてうまいお茶。
よくあるのが、韃靼そば茶だがアレは結構高い。ちなみにそば幸は韃靼そばを注文することも出来る。
次は、路面電車で、浦上方面へ。
目指すは、これまた定番の店、
仲正。
浦上マートあたりの道向かいから、路地に入ると、ニュー浦上ホテルとか、山王公園が見えてくるが、そのホテルの隣にある。ちなみにその近くにある、プティココットというお店はフレンチ風の家庭料理のお店で、ここらの洋食店としてはとてもおすすめ。ワインを合わせるのがうまい。
ざるそば540円。
いまどき、ざるの薬味に、ウズラの卵がついてくるところは珍しい。いぜんは、よく、ウズラの卵の殻を半分だけのこして、殻ごと出てくるお店があったりしたものだ。これがあるのとないのでどう違うのかは、じつは、よくわからないのだが、あればあったでお得な感じがするw麺は更科にちょっと色がある感じで細い。このお店のそばつゆは、そば幸と比べると素人でもわかるくらい、強いかつおの香りがする。たぶん、かなり大量の鰹節が使われているのだろう。他の店も、だいたい鰹ベースだと思いますけど。これは特筆すべき特徴かも。そば湯を飲みますか?と聞いてきたので、お願いすると、なんか、大きめの急須で出てきた。大量にあるので好きなだけ飲めるのはいいこと。
このお店は、いろんな事にレスポンスが早いのが蕎麦屋らしい。
さて、これから、そばさるくは佳境にはいる。いよいよ中心部へ・・・
とりあえず、浦上からバスで、賑橋あたりへ・・・
それは、確認しておきたいお店があったので・・・つるみ庵
眼鏡橋から電車通りにでたところにある。
閉店したのか、店休日なのか、お昼休みの準備中なのか、張り紙とか何もないのでいまどんな状態なのか不明。
しょうがないので、中心部で人気のお店を数軒回ってみる。
賑橋付近、蕎家=
日曜店休日。大晦日はやるらしいwおい
万屋町、桃山=
日曜・水曜が店休日。おいおい
鍛冶屋町、平野=
日曜店休日。まじすか
どこかのシャッター通りじゃあるまいし、日曜の昼から、街の中心部の飲食店が開いていないとは・・・
これが今回の誤算、夜は、桃山とか人気店でしめたかったのだw
というわけで、安定の定番のお店。
扇一庵へ。結局こうなるのかw
ざるそば580円。
このお店の、そばつゆは鰹ベースにシイタケがブレンドしてあり、ほのかに甘い。甘いつゆは長崎人好み似合わせてるのかな?麺は更科にちょっと色がある感じで細い。店内は、テーブル席と小上がりで、これぞ蕎麦屋という感じ。
やはり、定番として生き残るお店は、いろいろブレずにやってきたところなのだろう。たべおわると自動的にそば湯を運んできてくれた。
そう、ざるを頼んだらそば湯は飲むに決まっているのである。はずさない、安心の定番はここにあった。ちなみに、ここのそば湯はさらさらとして飲みやすい。つゆで割らなくともお茶のかわりにそば湯だけどんどん飲める品物である。
そんなこんなで、1日がかりで、蕎麦屋をハシゴしてくると口の中がそばでまとわりついてきて・・・ちょっとリセット!ということで、刺激物を・・・まだ食べるのかw
暴飲暴食の季節がなせる技ですねwww
賑橋に戻ってきて、
ベルフレイス
rundollカレー、820円。
かつて、観光通に店を構えていたカレーショップ「
rundoll(ランドール)」。このカレーは、長崎で一世を風靡し連日お店は満員で並んで食べたものだが、ずいぶん前にブームは過ぎて閉店後、そのコックさんは、このお店でひっそりとかつてのカレーを作り続けている。今では、お客はそんなに多くないみたい。
ちなみに、rundollは薬味が多いのが特徴で、レーズン派・チーズ派などと自分の好みを語り合った物だが・・・
私的な正解は・・
・ぜんぶ乗せて食べる。である!
ちなみに、いまだに当時と同じく20倍まで作っているらしいが、普通の人間なら2~3倍程度が限界だろうと思いますw長崎のカレーは、夕月が有名だが、こっちも忘れないで欲しい、残って欲しい味だ。
舌のリセットも終わって、ちょっと、浜ぶらしていると・・・
V・ファーレンの看板発見!
どうやら浜市商店街の人々もやるきがあるらしい。GJ
今回の長崎そばさるくは、あえて、県外チェーン店系のお店は除外しました。つまり、素屋、そじ坊、一休庵などなどです。しょうじき、これらの十割そば類はかなりうまいものです。
長崎はそばどころでは無いんですが最近は職人さんたちも勉強してレベルはなかなかのもの。チェーン店に押しつぶされないように、地元店もがんばって生き残って欲しいですね。あらためて、食べてみると、定番のお店たちは、それぞれいい蕎麦を出してくれていましたので。
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