1、そばのわ
電車通りの若葉町と千歳町の電停の間くらいにある。お店のロゴがかわいい。
今年できた新しいお店で、そば粉は大分産のものである。というわけで、同じ大分のそば粉を使っている、福の湯の一休庵のそばによく似ている。なぜか麺のコシの感じもにてて大分のそばって出来上がるとこういう風なつくりになるのかな?
ここは、そば専門店という感じでメニューは少ない。その代り、もり、更科、幌加内(ほろかない)と、そば粉の違う麺を選ぶことができる、おそらく、長崎市内では唯一のお店。詳しく聞いてこなかったんですが、もちろん、幌加内は北海道のそば粉であるのに、大分をつかってます。っていうのがよくわからないが。簡単に言うと、「ノーマル」「白い麺」「中くらい白い麺?」という分け方をしてるみたいだった。
値段をみると、もり 500円、幌加内 700円、更科 800円になっているので、どうやらグレードととらえることもできそうだ。
ただ、このお店で一番うまいのは「もりそば」一択。と考えられます。
別の日に更科を食べてみたんですけど、、「白い」といっても、芳水のほうがもう少し白い。のど越しはいいですが、そばの香り的には、なんかパンチ力に欠ける。これはつゆが「もり」にあっているせいだと思います。3種類そばを準備するんなら3種類のつゆが必要かな?。更科を食べたい場合はやはり、私の好みでは「芳水」がベスト。幌加内はまだ試していないので、そのうちまた行ってみよう。(平野で食べるとそうなるのかな?という気もするが)
あと、ちゃんとしてる蕎麦屋の箸は、細い箸をおいているところが多い。これは割り箸ではつかみにくい最後の切れ端をつかめる箸ということですが、このお店では、その箸を売っている(1000円)。韃靼そば茶も売っている(700円/100g)。そして、そばのことを聞くと、いろんな話をわりと気軽に聞くことができる。そば好きにとっては素晴らしいお店ができたものだ。
一言でいうと、もりそばはうまい。他のはよくわからない感じw。量もちょっと多めで満足度も高く、さらに500円と安い。したがってコストパフォーマンスはかなり高いなと感じました。ただ、駐車場がないので、おそらく車利用での来店はやりにくいだろう。そのかわり、路面電車でのアクセスは、すこぶる良い。
2、あお
んで、住吉界隈ではおそらくトップであろう蕎麦屋「あお」を一応確認しておく。
自分の舌が慣れたのかどうかわからないけど、なんか以前よりつゆがマイルドになった気がする。いぜんは、本当に醤油がちょっと薄いくらいかな?という濃いつゆだった。あれは要するに関東の蕎麦屋だとあれでいいんだろうけど、長崎民にはハードル高い(泣。
と思っていたら、今回試してみると、そうでもなかった。でも、やはり、なんかまだ私個人の好みでいうとしっくりこない。麺はやはりよい。ここは量が少なめなので、もりそばだけ食べる場合は、大盛にしないと食べた気がしない。
3、う゛らう゛ーら
やっと、開いてました。よかったよかった。
麺は、福島産のそば粉。山芋つなぎだそうです。これはよく議論になることなんですが、そば粉を小麦でつなぐと、十割にならないのに、山芋でつないでも十割と表記してOK。・・・というのはありかなしか・・・?ま、どっちでもいいんですが。基本的に山芋つなぎのそばはうまいんです。ただ、やっぱり普通の十割とは香りが違うかな?と、優劣の問題ではなく、違いということ。
ここは、非常に家庭的なお店で、もはや家でご飯を食べてるような感じであります。おふくろの味、まんまです。そばは十割で手打ちなのに480円と安い。ただ、ランチ利用だと、基本ランチのセットを頼むのがデフォルトかと思われます。(別の所で打った麺を乾麺にしてここで使っているとのこと)
ここで、重要なことに気づきましたw
この長崎蕎麦さるくは、30日に蕎麦屋をはしごするというお話ですが、蕎麦屋は大みそかが大変忙しいので、その準備などを30日から始めるそうです。うん、30日はほんとは店を開けたくない日なのかもしれないwと、この家庭的なお店を眺めているとそう感じました。うん、なんか、大変そうな空気がにじみ出てました。
4、つるみ庵
相変わらず麺が極太です。きしめんか、うどんかというサイズ。
そういうわけで、ずずっとすすったり、つるつるというのど越しは味わえない。ただ、これは好みの問題でありまして、こういう選択肢というかバリエーションがあるのは、大切なことだと思います。
あと、以前はもう少し蕎麦つゆが醤油っぽかったんですが、ややマイルドにいなっている気がする。私の舌が鈍感になってきているのもあるかも(涙。
値段は据え置きの、ざるそば500円。
ぜんぜん関係ない話ですが、路面電車の3番系統の運休ですが、現在は赤迫行きのみ2番系統になっていて、蛍茶屋行は3番の路線で運行されている。従いまして、公会堂前電停は、その部分だけ閉鎖されています。
5、蕎屋
今回は絶対制覇だ!と思って、3日間くらい行ってみましたが、いづれも食べることはできなかった、30日は玄関までは入れたが、予約でいっぱいとのこと?宴会のなのか、ここは予約しないと入れないのかは不明。
というわけで、もうあきらめた、ここは私の行く蕎麦屋ではないし、おすすめもしない。
どういう「蕎麦」かはわかりませんが、「蕎麦屋」としては最低ですね。
休みなら、休みと、張り紙をしろと。「〇曜日は店休日です。」とかですよ。
なんか偉そうに隠れ家的なのを気取ってるのか知りませんけど、商売なめんな。
ただ、逆に言いますと、そういうどうしようもないところがあるということも、
バリエーション・選択肢としてあるというのは、、、、、それはそれでありか。
6、平野
そば粉は、北海道産です。そばのわのメニューに幌加内があるため、今後はこことの食べ比べが楽しめるかも。
やっぱり、つゆにシイタケの味がする。しかも、なんか強くなってる気がするw
じつは、シイタケ風味は扇一庵なんですけど、あそこのつゆがなんか迷走していて、よくわからないことになっている。ので、そういう味の方向が好みの場合は、当面ここになるかも。ただ、ざるそば800円は高い。
そんなことよりも、この平野の隣に、カレー屋のランドールがオープンしてるわけです。
これは、ちょっと前に行ってみたんですが、昔話に花が咲きます。たぶん約30年ぶりの復活。
その他、相変わらず、よっそうには長蛇の列。それから、リトルエンジェルズが
移転ということで、ほんとに、店舗がなくなってました。これは、ちょっと残念だ。
今年の〆は、
ニッキーアースティンで、トルコライス。
やっぱり、そばばっかり食べてると、脂っこいものがほしくなりますw私の定番は#704。
さて、今年も終わりだ。
新年が良い年でありますように。
私的な、長崎蕎麦の2016年版ベスト10です。
1.仲正
2.芳水
3.桃山
4.あお
5.そばのわ
6.素屋(ココウォーク)
7.平野
8.そば新
9.そば幸、本店
10.一休庵(ふくの湯)
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