アウェイ磐田戦 2014 J2

にわかじげもん

2014年05月05日 23:17

昨年に続いての、GWアウェイツアーです!(やっと静岡から帰ってきましたw)

ジュビロ磐田戦は絶好の行楽日和でありました。GWですから、どこに行ってもすこぶる人が多いです。しかしですね、人ごみに入っていくと、なんかワクワクする。そういうのもちょっとありますよね?

ヤマハスタジアム。静岡県磐田市。
もちろん、磐田に行くのは人生初めて

ちなみに・・・昨年は、松山に行きました。
2013/05/01
世の中ゴールデンウィークですよ。


松山は、観光地として、本当にいい場所でした。さて磐田はどうでしょう・・・
というお話。
さて、磐田です、どうやっていくのか。
たぶん、サッカーに興味がなければ、それだけ聞いただけでは、それがどこにあるのか、想像もできないと思うんですが、とりあえず、それは、静岡の西あたりにある、ということを知っていますんで。

今回のツアー計画は、長崎→名古屋→磐田 というルートで行くことにしました。
それで、ひとまず、名古屋までは、夜行バスで行きましょうと・・・

予約したのが、長崎バスのグラバー号ですが、3号車でありました。
うかつだった、しらなかった、3号車って、悪夢の4列シートなんですwそう、ちょっと前までやってた、東京行き「きらきら号」とかそういうやつと同レベルな環境なわけです。バス大好きな私でも正直名古屋まで4列は多少堪えましたが、まぁ、何とか無事名古屋までたどり着いたという感じ。

そして、めちゃ疲れてたので、名古屋から新幹線で浜松へ、そこからJR普通の興津行で、豊田町駅まで。うん、まず最初の目的地は、磐田駅ではなく、この豊田町なんです。それは・・・

たぶん、この時期磐田で唯一の観光イベントなのであろう、熊野の長藤見物。
ちなみに、熊野=ゆや、と読みます。よめねぇーーw
で、上の写真、なんかいいところを切り取ってるんですがwww、実際は、もうほとんど枯れてまして、藤の花の時期も終わりかな?と言うは感じでありました。

さて、ヤマハスタジアム。まずはチケット購入。
アウェイゴール裏、2800円。たけぇーーー。

まぁ、ぴあのお店(ココウォークとか)なら、発券手数料込みで2608円と少し安いんですが

たぶんGWということなんでしょう、スタジアムの前庭あたりで、イベント盛りだくさんでした。
大道芸人が5~6人やってきてかわるがわる定番ネタをやってたり、長崎県物産販売もありました。


で、肝心のアウェイ席ですが、非常に遠回りさせられます・・・

これ、わざとですよね。アウェイの洗礼感丸出しでありますw

ただ。スタジアムは、いいところですね。観戦しやすい、臨場感あり。

たぶん平面図なんか見ると、いびつな形になっていると思うんですが、ピッチがきっちりと収まるサイズのスタジアムで、たぶん、近年改装してあるんだろうと思います。パット見よりもトイレなど設備関係はきれいで、気持ちよく観戦することができました。

注目スタグルは「海老芋コロッケ」かな?

ま、材料が珍しいのです


で、ゲームはというと。0-1の敗戦。
かなり見ごたえのあるゲームでしたが、冷静になってみると、点差よりも実力の差があったと言わざるを得ない結果かなぁ~?という印象。うん、正直、負けたんですけど、そんなに悔しさはなかった。ほんと、昨年のガンバよりもなぜJ2にいるのかわからないくらいの選手の面々で、それを相手にビビることなく一歩も引かずに戦ったわがチームは割とよかったかなぁ?と思います。要するにシーズン全勝するわけではないのありまして、勝つところはかつ、負けた試合は次回につながればそれでいいわけです。

本日、わがチームで特に目立っていたのは、私の見た感じでは三原選手でした。たぶん、ポジションがそうなのだと思いますが、三原選手はボールに触る回数が多いし、触ったときは、攻撃の起点になるパスを送り出すポジションなんだと思います。それで、回数の絶対数が多いということは、パスの成功も失敗も両方多いと思うのですが、それを成功しても失敗してもいちいち気にしないメンタルのタフさが三原選手にはあるように感じました。そう、ぶれないということです。ただ、ジュビロ磐田というのは本当に試合巧者でありまして、こちらが何回か成功したパスは、そのあとはきっちりカバーしてくるし、もともと狭いところで戦っては当たりの強さだけではカバーしきれない実力の差があるな・・・という印象でした、それはつまり経験の差と表現するしかないのかな?と思います。試合がこの後どうなるのかという大局を読む力、それに局面で、どこまで相手にやらせていいのかという水際の判断、それらすべて相手が一枚上手でした。まぁ、今のチーム同士何回かやるとまぐれで勝つ試合があるかもしれませんが、アベレージでは必ずあいてが上回る。そういう印象。

そして、私が、ヤマハスタジアムで一番感じたのは、ゲーム以前のことでありました。
以前ベアスタに行って衝撃を受けたスタジアム外のお話。それと同じことを、ここ、ヤマハスタジアムでも痛切に感じたのです。J1クラブと、V・ファーレン長崎との、容易に埋めることのできない大きな差。それは、スタジアムの外にいるスタッフの質の差です。
まず、本日、アウェイ席の待機列の列整理の時間になった時に、ボランティアとオフィシャルスタッフの2名が、自己紹介をしたこと。「本日アウェイ席を担当させていただきます、○○でございます。遠いところお越しくださり、誠にありがとうございます、何かございましたら、私に何なりとお申し付けください」非常に型通りのあいさつであるのですが、このあいさつがあることが、どれほど安心感を植え付けるか計り知れないものがある。

そして、スタジアムの外の警備員さんは、ほぼすべての人が、何がどこにあるのかを即座に答えることができた。そして、何度すれ違っても、笑顔で挨拶をするのである。それを、何人何人も同じことを誰に対しても平然と行っている。受け答えが毎回丁寧だということ。2~3人であれば、個人の資質で高い接客ができているとも考えられるが、出会う人すべてがそうだということは、これはシステムなのであろう。

こういうことをまとめると、つまり、高いホスピタリティーと表現することができる。

ヤマハスタジアムには長崎にあるそこらへんの安宿以上の「接客」がある。
帰りのバス停の場所を知らなくても許される長崎県立のスタッフや、チケット売り場も知らないレベスタのスタッフとは、雲泥とか月とスッポンと言っていいほどの差であり、これは、現在ゲーム運営にかかわっている人が全員もれなく改心するか、またはそいつらが全員いなくなる10年以上くらい後にならないと実現できない、埋まることがない差なのである。私たち長崎人は、へたに優れた観光資源があるために、接客というものに対して無頓着であるとおもう。お客様には接客をしないといけないのである、それは、本来、アウェイ客ホーム客に差別なくできなければならない。まず誰が接客をするのか名乗るのは基本なのだと、お客様に挨拶をするのが基本なのだと、私は、強く教えられた。こんなところに来て人生の勉強ができるとは本当に驚きである。

クラブとしてはヤマハスタジアムのゲーム運営が大変参考になったと思われる。とにかく勉強ができたのであるから、その代金として勝ち点3など安いものである。ありえない話だが、この差を感じることができないやつは才能がないと断じなければいけない。すぐにこの真似をするのは無理だろう、諫早の駐車場整理が急に愛想がよくなるなんてことが夢物語であるのは容易に想像ができる。何年かかってもいい少しづつでよいので、ヤマハに近づいてほしい。ヤマハに近づけるということはつまりそれがクラブとしてJ1に近づいているということになるのだと思う。

私としては、このヤマハスタジアムの運営はJリーグのトップクラスだと思いたい。なぜなら、これより上がいるのであれば、そこは私たちが決して到達できえないのあり、そういうレベルがこの日本にあるとは想像したくない。



まぁ、素人の考えなので、ぜんぜん関係ない話だとは思いますが・・・





さて、帰りのバスはというと、みんなみんな警備員さんに、バス乗り場がどこにあるのか聞いてました。うん私も聞きました。アウェイ席からは徒歩10分くらい、丘の上にある、そう、このだだっぴろい静岡の平野の中の、丘の上にバス停があるwwそこはヤマハの工場前。しかも長蛇の列w



そして、当日は磐田で一泊しまして、帰りは浜名湖花博に寄ってみました。
浜名湖の入り口に、弁天島という島がある。何の因果か大村湾の入り口にも弁天島という島があるのですが、そこは無人島で、浜名湖の弁天島は一大リゾートっていう感じでした。こんなところがあるのか、こんなところにこんな観光地があるとは夢にも思っていなかったんですが、なんか、とてもよさそうなところです。一度ゆっくりと来てみたい場所でした。海水浴客みたいに大勢の人が貝堀に出かけてました。花博にはここから船で乗り付けました。(陸上はむっちゃ混でていつつくかわからなそうだったので)





さて、なんかそうこうしているうちに、もう明日はホームゲームです。
水戸戦・・・嫌な相手ですが、どんな手を使ってでも勝ってほしい・・・
そろそろ得点を・・・

GWあちこちまわって、少々疲れ気味ですが、あすも諫早にいこう。




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